一八九七年に神戸元町で創業した菓子屋。薄く焼いた生地二枚にクリームをはさんだゴーフルが看板で、缶のふたに描かれた絵柄はそのまま店の顔になっている。手のひらに収まるミニゴーフルは数百円から選べ、缶入りと箱入りが用意されている。生地が乾き物なので日持ちが長く、常温で置けるのも贈り物として扱いやすい理由。元町の本店では焼き菓子や和菓子も並ぶ。ゴーフルが売り出されたのは一九二七年頃で、以来ほぼ同じ形を保っている。
年配の相手や、缶を取っておく人に喜ばれる。中身を食べ終わっても小物入れとして残るので、渡した後まで話が続く。反面、生地は割れやすく、鞄に入れて持ち歩くと欠けることがある。味の路線は昔から一定で、流行の菓子を期待する若い相手には地味に映る。缶の大きさによって値段が段階的に上がるため、予算に合う型番を先に決めてから売り場に行くと迷わない。通販の窓口があり、遠方の相手へ直接送る使い方もできる。缶は平らな形で鞄に入れやすいが、上に物を載せると生地が欠ける。
住所: 兵庫県神戸市中央区元町通3-3-10
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