Shisho Cloud byGMOは、GMO Flatt Security株式会社が開発する国産の脆弱性診断ツールです。もともとはAWSやGoogle Cloudの設定ミスを点検するCSPMとして始まり、2024年8月に自動Web脆弱性診断(DAST)が加わりました。これによってWebアプリとクラウド基盤をまとめて診断できるようになり、提供元は日本初の「Web&クラウド」まるごと脆弱性診断ツールとうたっています。DAST機能は月額2万円台から利用できます。さらにAIを使ってWebアプリの認可制御を診断する機能も追加され、年間150万円(税別)のStarterプランでも自動診断の対象になります。
認可制御の不備は、従来の自動スキャナーが苦手としてきた領域です。他人のデータが見えてしまう、権限のない操作が通ってしまうといった穴は、機能追加のたびに入り込みやすい。アジャイルで頻繁にリリースするSaaS事業者や、クラウドの設定まで一緒に見たい開発組織には相性のよい選択肢です。一方、クラウドを使わないオンプレミス中心の環境では、CSPM側の強みが生きません。手動診断を本業とするFlatt Securityのサービスと併用する前提の設計でもあります。
まだレビューがありません。最初のレビューを書いてみませんか?