ビクセンのSX2赤道儀WLに、口径80mmのアクロマート屈折鏡筒A80Mfと三脚SXG-HAL130を組み合わせた2022年発売のセット。鏡筒は焦点距離910mm、F11.4、極限等級11.3等星、集光力は肉眼の131倍で、長さ860mm、重さ3.3kgです。赤道儀にはワイヤレスユニットが内蔵され、アプリのSTAR BOOK Wirelessからスマホやタブレットで天体ナビゲーションと自動導入を操作します。実売は23万円台から。分解能は1.45秒、接眼部は31.7mm差し込みと42mmTリング用ネジの両対応で、一眼カメラを付けた撮影にも道が続いています。
経緯台勢とは狙いが違い、こちらは追尾精度と拡張性で選ぶ一台。将来鏡筒を口径の大きいものへ入れ替えても、赤道儀がそのまま使えます。正立天頂プリズムが付くので、昼間の景色や野鳥も見られます。ただし極軸合わせの手順が入るため、経緯台のような即席セッティングにはなりません。極軸望遠鏡は別売。鏡筒自体は入門クラスのアクロマートなので、高倍率では色収差が出ます。撮影本気派は鏡筒のグレードアップが前提です。総重量はそれなりで、車移動を前提にした構成と考えるのが現実的です。
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