引っ越しのたびにベッドを買い直して、退去のたびに粗大ごみの手配をする。この繰り返しが面倒だと感じている人のための一覧。ベッドは買えば数万円、処分にも数千円かかるので、1年か2年で住まいが変わる暮らしだと出費が毎回のしかかる。賃貸向け組み立て式ベッドフレームの定期便を使えば、月いくらで借りて、要らなくなったら返すだけで片が付く。初めての一人暮らし、数年で動く単身赴任、学生の下宿、家具付きで貸したい大家さんまで、寝床を買わずに用意したい場面は多い。搬入経路が狭いワンルームでも、分解した状態で運び込んで部屋の中で組み立てるタイプなら階段も通しやすい。
集めたのは、ベッドフレームを月額で貸し出し、配送と組み立てまで面倒を見る会社。比べたのは、月額と最低利用期間、フレームが新品か整備済みの中古か、シングルだけかセミダブルやダブルまで選べるか、配送設置と組み立てが無料か有料か、対応エリア、途中解約と返却の条件、そして気に入ったときに買い取れるかどうか。故障や破損時に交換してもらえるかも確認した。新品しか扱わないサービスと整備済みの中古で安く済ませるサービスでは月額が倍近く違うので、同じ土俵で並べるより性格の違いがわかるように書いてある。月額だけ見て決めると、送料や申込手数料で順位が逆転することもある。
順位を決めるのは編集部ではなく、読んだ人の投票。だから並び順は動くし、実際に使った人が増えるほど実感に近い形になっていく。カードには長所と短所、料金の目安、エリアの制限をまとめたので、住む地域と住む予定の年数を先に決めてから見比べるのが早い。選ぶときは星の数より、短所の中身が自分にとって致命的かどうかで判断したい。使った経験があるサービスなら、投票と口コミで次に迷う人の材料を増やしてもらえると助かる。
家具と家電のサブスクで真っ先に名前が挙がるサービス。2018年設立の株式会社クラスが運営し、月額440円から、最低利用期間の縛りなしで借りられる。ベッドはシングルからクイーンまでそろい、高さ調節機能付きのフレームはシングル月2,019円から。搬入しやすい組み立てタイプのフレームや収納付きすのこベッドもあり、組み立てオプションや古いベッドの引き取りも頼める。届くのはリペアとクリーニングを済ませた循環品が中心。
個人向けの配送エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫(一部地域を除く)で、法人向けは全国対応。地方在住だと個人では使えないのが痛い。短い期間で返すと送料がかかる商品が多いため、数か月で引っ越す予定なら合計額を先に計算しておきたい。新品にこだわるより、初期費用を抑えて身軽に暮らしたい人に向く。
株式会社ソーシャルインテリアが運営する、新品だけを扱う家具サブスク。2018年開始で、ベッドと寝具のカテゴリーだけで数百点が並ぶ。dream bedやSealy、BRAIN SLEEPといったメーカー品が対象で、希望小売価格103,000円のベッドが月額4,210円からという設定。使い続けても支払総額が商品価格を超えない料金設計で、利用中についた傷の保証も付く。期間は数か月から24か月の範囲で選び、途中で買い取ることもできる。
新品指定である分、中古を扱うサービスより月額は高い。送料と商品回収手数料、中途解約手数料が別にかかる点は申し込み前に確認したい。納期は注文から1週間から4週間ほどなので、明日から寝床が必要という場面には向かない。ブランド家具を試したい人や、来客用と法人利用で新品が条件になるケース向き。
ディノスが2017年10月から続けている新品家具のレンタル。月額は販売価格の24分の1で、24か月分を払い終えると追加料金なしでそのまま自分のものになる仕組み。3か月経てばいつでも返却でき、途中で残額を一括払いして買い取ることも可能。取扱いは約3,000点で、ベッドや寝室家具のカテゴリーも用意されている。安い商品なら月々数百円台から始められる。
配送エリアは関東、東海、関西を中心とした25都府県(2021年の案内時点)。送料は商品サイズごとに設定され、大物2,900円、特大物3,900円などがかかり、開梱設置や組み立てサービスは別料金。返却する場合は返送料が自己負担になるため、実質的には分割払いに近い使い方が合う。最初から買う気持ちがある人には得だが、数か月だけ借りたい人には向かない。
1981年創業の株式会社サークランドが運営する老舗レンタル。家具と家電を合わせて1万点を超え、最短30日から借りられる。ベッドはシングルからダブルまであり、マットレスや和式布団のセットとまとめて注文できるのが便利。商品ごとに新品か中古かを選べて、中古はレンタル終了品を清掃とメンテナンスしたもの。リサイクルショップからの仕入れ品ではない点を明記している。
対象エリアへの配送、設置、回収が無料で、全国の営業所と自社便で動く体制。故障時は交換で対応する。料金は長期になるほど月あたりが下がるため、1年から数年の単身赴任や社宅利用と相性がいい。逆に1か月だけの利用は割高になりがちで、デザインで家具を選びたい人には物足りない品ぞろえ。
2002年にサービスを始めた株式会社フォー・ディー・コーポレーションのインテリアサービス。新宿の店舗やオンラインでコーディネーターに無料相談し、3Dシミュレーションで部屋を見ながら家具を決める流れが持ち味。レンタルの月額は商品価格の約3%で、10万円分の家具なら月3,000円ほど。ベッドフレームもマットレスも注文ごとにメーカーから取り寄せる新品で、搬入から組み立てまで専門スタッフが担当する。
申し込み時に価格の30%程度の申込金が必要で、送料と組み立て料も別。初期費用を限界まで削りたい人には向かない。一方、買取時に金利や手数料がかからず、支払総額が販売価格を超えない設計なので、分割払いの代わりとして使える。配送は沖縄と離島を除く全国。部屋のバランスまで相談しながら決めたい人向け。
東京都新宿区新宿3-17-5 T&TⅢビル6F
埼玉と栃木に店舗を構える株式会社大川が運営する、国産ブランド中心のサブスク。カリモク家具、浜本工芸、飛騨産業、シモンズ、パラマウントベッドなどが対象で、1か月から利用できる。届くのは新品で、商品によっては張地や色をオーダーできる。ベッドの例では、日本ベッドのカラーノとマットレスのセット253,000円が月々7,020円。申込金は不要で、気に入ればそのまま購入に切り替えられる。
支払いはクレジットカードのみ。高級ベッドや電動ベッドを買う前に自宅で試したい人、介護を見据えて数か月だけ使いたい家庭に向く。とにかく安く寝床を用意したい一人暮らしには単価が高い。サイトに掲載のない商品も相談できるので、店舗で見た家具を借りたい場合は問い合わせてみる価値がある。
埼玉県さいたま市見沼区風渡野267-1
株式会社あるるが運営する家電と家具のレンタル。1か月、3か月、6か月の短期と、1年、2年の長期からプランを選ぶ形で、長期は月々払いに対応する。ベッドや寝具、チェスト、ダイニングセットなど生活まわりの家具が中心で、単品専用サイトなら1点から注文できる。取り扱い商品の多くが日本メーカー製で、1点あたり8,250円の追加で新品指定も可能。
短期プランは一括払いになり、申込手数料16,500円がかかる点は最初に押さえておきたい。デザイン家具を探す用途より、寮や社宅、研修施設、外国人スタッフの受け入れなど、実用重視でまとめて借りる場面に強い。法人限定のビジネスプランや、商品を選ばない代わりに安いアウトレットプランも用意されている。
福島県いわき市の株式会社プロスタイルが2010年から続ける、月払い専門の家具家電レンタル。1点220円からという価格設定で、最低利用料金は月2,000円から。ベッドやチェスト、カーテンといった生活まわりを一式そろえられる。リユース品は製造6年以内を基準にクリーニングとメンテナンスを施し、自社便で配送して組み立てと設置まで行う。学生向けの学割プランもある。
最低契約期間は1年で、1か月だけ試すという使い方はできない。対応エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、静岡、山梨、宮城、福島などに限られる。故障時は72時間以内の無料メンテナンスで対応。安さ優先で、1年以上同じ部屋に住む予定がある学生や単身赴任者に向くサービス。
2005年設立のアムスなんでもリースは、最短1日から最長4年まで借りられる期間の幅が持ち味。ベッドやチェストなどの生活家具に加えて、オフィスデスクや書庫、パーテーションといった法人向けも扱う。配送時に組み立てと設置、家電の動作確認まで行い、リース期間中の故障はメーカー保証の範囲で修理対応。カタログやサイトに載っていない品も、問い合わせれば手配を相談できる。
新品は料金に配送と回収代が含まれるが、中古を選ぶと別途費用がかかる。リース期間中の中途解約ができない点は契約前に必ず確認したい。イベントや来客、短期の仮住まいで数日だけ寝床が要るときは、月単位が基本の他社より使いやすい。サイトの情報はあっさりしているので、電話やメールで詰めたほうが早い。
愛知のRIG株式会社が運営するレンタルサイト。名古屋のリサイクルショップ鑑三朗を母体にしていて、ベッドはシングルからキング、2段ベッドやロフトベッドまで型が広い。中古フレームに新品のポケットコイルマットレスを合わせるといった組み合わせを選べるのが面白いところ。商品ページに幅1000×長さ1995×高さ800mmのように寸法が書かれているので、狭い部屋でも事前に置けるかどうか判断しやすい。
中部を中心に関東、北陸、近畿へ配送料無料のエリアを設定し、月々払い専門の別サイトも運営している。シーツや布団、枕といった寝具は付属しないため別に用意が必要。見栄えを重視する用途より、寮や現場の宿舎、短期の仮住まいでベッドの数をそろえたい場面に向く。