1947年に広島市大手町で"科学共栄社"として創業し、2001年に現在のケニス株式会社へ社名を変更した理科学機器のメーカー兼専門商社。本社は大阪市北区天満、資本金8,000万円、グループ従業員は約150名、年商は70億円規模(2021年8月期)。小中高校の理科室で使う実験器具から大学や企業の研究室向けの計測機器まで、扱う品目はおよそ8,000点。ビーカーや人体骨格模型のような定番のほか、センサー内蔵型データロガーやプログラミング教材も自社で企画している。KENISの商標は1974年に公示され、グループには増田理化工業があり、日本科学機器協会や日本理科教育振興協会にも加盟している。
主な取引先は学校、教育委員会、科学館、大学で、分厚い総合カタログを軸にしたBtoBの商売が中心。全国の代理店網と主要都市の営業拠点が窓口になり、理振(理科教育振興法)向けの購入計画表や重点設備品目リストも公開しているので、予算申請の下ごしらえには重宝する。一方、個人が一点だけ欲しい場合は代理店やモノタロウ、アズワンのAXELなどの通販を経由することになり、価格も納期も学校向けの物差しで動く。自社開発品と輸入を含む仕入れ品が混在するため、作りや仕様は品目ごとに差がある。型番とカタログの記載を確かめてから発注するのが無難。
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