1949年に中央化学工業として創立し、1988年に現在のシーシーアイへ社名を変更した。本社は岐阜県関市新迫間で、1974年に開設した広島の工場など国内に生産拠点を持つ。主力はブレーキフルードとエンジンクーラントで、自動車メーカーへのOEM供給が事業の土台になっている。業務用ブランドは「ゴールデンクルーザー」。この2分野は国内で約6割、世界で約2割のシェアとされる。グループの資本金は12億6000万円、連結売上高740億円、連結従業員1039名(2025年3月期)。一般向けではガラス系コーティング剤「スマートミスト」が有名で、ほかに住宅用の防音材や制振材、産業用ウレタン車輪「ウルトランス」、高機能セラミックスも扱う。
洗車後の濡れたボディにスプレーして拭くだけ、という手軽さを求める人にはまず合う。整備工場が純正相当の品質でクーラントやブレーキ液を選ぶ場面でも指名されやすい。研究開発に人を厚く置く会社で、電動車向けの製品開発にも手を伸ばしている。逆に、硬いガラス被膜を数年持たせたい人には物足りない。簡易コーティングは洗車ごとの塗り直しが前提だ。業務用ブランドは個人の入手ルートが限られ、カー用品店に並ぶのは市販シリーズが中心になる。
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