香川大学発のメロディ・インターナショナルが高松市で手がける周産期の遠隔医療。中核は、タブレットで胎児心拍と子宮収縮を測るモバイル分娩監視装置iCTGと、その波形をクラウドへ送る診療プラットフォームMelody i。妊婦が自宅や近くの助産所で装着した記録を、離れた場所の産科医がその場で読める設計になっている。産科が撤退した地域、離島、里帰り出産中の健診、切迫早産で自宅安静中の経過観察といった場面で使われ、海外の母子保健プロジェクトにも入っている。個人が直接申し込む形ではなく、医療機関や自治体、企業の福利厚生を通じて貸し出される。
通院に片道一時間以上かかる、近くに産科医がいないという妊婦には現実的な選択肢。ただし機器の扱いには数回の指導が必要で、胎児の位置を自分で探す作業に不安を覚える人もいる。エコーや採血、内診の代わりにはならず、対面健診と組み合わせる前提の道具。使えるかどうかは医療機関側の導入状況で決まる。
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