1999年に立ち上がった望遠鏡と架台のブランドで、セレストロンと同じ台湾系シンタ・テクノロジーの系列に属する。拠点は中国の蘇州、公式サイトでは世界最大の望遠鏡メーカーを名乗っている。売りは一貫して価格対性能で、鏡筒を縮められるFlexTube式のドブソニアン、EvostarやEspritの屈折、Quattroのニュートン反射、そしてEQ6-R、EQ8-RH、CQ350 Proといった撮影向け赤道儀まで、入門機から本格機まで一社で埋めてしまう。近年はストレインウェーブギアのWAVE 100iと150i、WiFiを内蔵した経緯台AZ-GTi、10万円前後で自動導入が手に入るStar Adventurer GTiが遠征派の定番になった。
予算を口径と積載重量に振りたい人、撮影機材を段階的に増やす人には理にかなった選択である。日本ではサイトロンジャパンが総代理店を務め、直営店シュミット(東京・新宿)と東京・大阪のショールームで実機を触れる。CP+への出展も続いている。一方、同じ工場が複数ブランドへ供給する構造ゆえ、他社の似た製品と中身が重なることは珍しくない。個体差やグリス、バックラッシュの調整に手を入れる前提で付き合うと評価は安定する。日本語マニュアルや補修部品は代理店の在庫次第で、待たされる場合もある。
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