ZWOは2011年に中国・蘇州で創業した天体撮影機材メーカーで、創業者はSam Wen氏です。出発点は「ASI」シリーズのCMOSカメラで、惑星向けの小型非冷却機から、ディープスカイ向けの冷却カメラ、オートガイド用のミニカメラまで揃えています。その後は周辺機器にも広がり、スマートフォンから撮影一式を操作できる制御ボックス「ASIAIR」、ストレイン・ウェーブ・ギアを使ったAM3・AM5赤道儀、鏡筒、フィルターホイールを手がけるようになりました。さらに、鏡筒とカメラと架台を一体にしたスマート望遠鏡「Seestar S50」で、天体写真に縁のなかった層にも名前が知られるようになっています。
国内では秋葉原のスターベース東京やネイチャーショップKYOEIといった天体望遠鏡の専門店が扱っており、Seestar S50はビクセン経由でも販売されていました。価格は幅が広く、ASI 662MCは税込36,100円ほど、AM5N赤道儀はおよそ34万円からです。カメラ、架台、制御機器を同じブランドで揃えると連携が一番スムーズで、機材選びに迷いたくない人ほど恩恵があります。一方で、他社の赤道儀やWindowsの撮影ソフトを長く使ってきた人には、ASIAIR中心の設計が窮屈に感じられることもあります。
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